時短勤務はいつまで出来るのか、さらに時短勤務のメリットとデメリットについてワンオペ・ワーママ歴10年以上・フルタイム&時短経験のある管理人が経験をもとにまとめます。
「勤務時間が短くなれば子育てと仕事の両立が出来るのでは」と思い悩むワーママさんは多いのではないでしょうか。
フルタイム勤務で疲れ果てているワーママさん、「時短勤務になればあれもこれもできるかも…♡」なんて妄想されているかもしれませんが、メリットばかりではないのです。
この記事では実際に時短勤務を経験した管理人の本音をご紹介します。
コノ記事ヲ 読ンデ ホシイノハ コンナ方☟
✓時短勤務を取ろうかどうか迷っている方
✓時短勤務を取るメリットデメリットを知りたい方
✓時短勤務をしている人の本音が知りたい方
✓フルタイム勤務で子育てと仕事の両立に疲れ果てている方
時短勤務になるといいこともいっぱい。でもフルタイムではなかったストレスも。
時短勤務のメリットとデメリット!
まず時短勤務になって感じたデメリットを紹介します。
時短勤務のママ友たちも会社は違うのに同じ葛藤をしている人が多いみたい。
時短勤務のデメリット
時短勤務ノ デメリット☟
・お給料が減る
・仕事時間は短縮されるが仕事量はフルタイムと同じ量
・会社での評価が下がる
・同僚にお願いしなければならないことが増えて気を遣う
・家事の分担が増える
ひとつずつ説明します。
まずお給料が減るのは想定内ですね。
次の仕事時間は短縮されるが仕事量はフルタイムと同じ量という問題。
会社によるかもしれませんが、私のまわりの時短ワーママ達はほとんどそうでした。
「出来ない」と言いたくなくて頑張るので、結局やってしまいさらに仕事が増えて…の繰り返し。
モヤッとするけど、そのおかげで取捨選択が上手くなり仕事の効率やスピードがアップしたという声が多々あります。
会社での評価が下がるというのは実際に私が体験し納得いかなかったことです。
査定の時に評価が下がったことを上司に確認すると「会社にいる時間が短いからどうしても評価を下げざるを得ない」と言われました。
そう言われているだけで私の仕事ぶりが悪いのかと思っていたら、同じ会社の時短勤務仲間も同じ評価で愕然としました。
私の会社だけかもしれませんが、「時短勤務=他の人に迷惑をかけている」という扱いのようで残念な気持ちになりました。
同僚にお願いしなければならないことが増えて気を遣うのは些細な事ですが、積み重なるとストレスに感じます。
フルタイム勤務では必要なかった仕事の引継ぎなどが増えるので地味にストレスです。
極力お願いしなくて済むようにする為に、仕事の時間配分や周りの状況把握する力がついてきます。
最後に家事の分担が増えることについては地味にイラッとさせられます。
これは時短勤務になって自由な時間が増えただろうという夫の気持ちが態度に表れているもの。
夫の家事分担を減らすために時短勤務をしているわけではないのに…という葛藤もあり時々けんかになります。
そんなことない旦那様もたくさんいらっしゃると思いますが、うちはその傾向がありました。
時短勤務のメリット
デメリットもありますが、会社以外でのメリットはたくさんあります。
時短勤務ノ メリット☟
・気軽に病院に行ける
・子供の習い事が始められる
・子どものお迎えに余裕ができる
・少しだけ自分の時間が取れる
・体力的にも精神的にもかなり楽になる
時短勤務を始めて、私が一番メリットに感じたのは気軽に病院に行けることです。
「子供の鼻水が気になるから耳鼻科に連れていきたい」という緊急ではないけど連れて行ってあげたいという時、フルタイム勤務なら仕事を早退するかどうかの葛藤をするところです。
時短勤務になって子供を気軽に病院へ連れていける幸せをまず感じました。
後回しになっていた自分の病院も頑張ればいけるようになりました。
つぎに嬉しかったのが、子供の習い事が始められることです。
子供の習い事って17時~18時からスタートするものが多く、フルタイム勤務だとそれまでに送っていくことはムリ。
子供が自分で行けるようになるまで習い事を諦めていましたが、時短勤務で子供がやりたいことをさせてあげられることが増えています。
子供の「やりたい!」という気持ちに「お母さん仕事だからムリ」と言わなくてよくなって幸せです。
子どものお迎えに余裕ができるのも地味ですが精神的には楽になります。
保育園なら18時、学童保育なら19時までにわき目もふらず急いでお迎えに行っていたフルタイム勤務、時々お迎えが遅くて子供たちが心細そうな顔をして待っていることがありました。
その点時短勤務なら余裕をもって子供のお迎えができる、明るいうちに子供と帰れる、というほんとうに些細な事ですが、焦らず余裕があるってすごく幸せなことだと気付きます。
冬でも明るい時間に子供を連れて帰れるなんて最高です!
さらに少しだけ自分の時間が取れることで自分が満たされるので子供に優しくできます。
その時間に読書をしたり、ちょっとだけ動画を楽しんだり、電話をしたり。
本当にわずかな時間の自由時間ですが、自分を取り戻す大切な時間です。
余白の時間って大切なんですね。
最後に、体力的にも精神的にもかなり楽になるというのは大袈裟でなく、たった1時間~2時間程度勤務が短くなるだけで本当に楽になります。
子供たちの世話して出勤して、仕事が終わったら速攻お迎え→子供を寝かせるまでの休憩する間のない全力の1日がいかに大変だったか、時短勤務になって気付きました。
子供たちの保育園がフルタイム勤務の人ばかりだったので、その生活が当たり前だと思っていたけど、頑張りすぎていたのかもしれません。
時短勤務はいつまで出来る?
時短勤務が取れる期間ですが、会社によって異なります。
育児・介護休業法では「3歳未満の子供を育てている場合時短勤務を設けなければならない」とされています。
私の会社では「小学校入学前まで」と定められていましたが、その後「小学校3年生まで時短勤務可能」と改訂されました。
法律上は3歳までですが、会社によって様々なようです。
まとめ
時短勤務のメリットデメリットと時短勤務はいつまで取れるのかについてまとめました。
時短勤務になると会社から戦力外通告をされたような気分になり、モチベーションを保つのに苦労します。
でもそれ以上に私は、家庭環境が潤い仕事以外の自分も満たすことができました。
結局仕事と家庭どちらを取るかという選択になるのですが、私は時短勤務をしてよかったと思っています。
仕事はその後自分の頑張り次第で巻き返すことができますが、子供との時間は取り返すことが出来ないからです。
子供の熱やコロナ休校などで会社に行けない事も多く、くじけそうになることもありますが、なんとかごまかしながら頑張れています。
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