学童保育でトラブル!?安心して子供を預ける場所ってどこ?

トラブルの工夫
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発達障害の特性を持つ長男が学童保育に行っていた時に起きたトラブルについてまとめます。

我が家は共働きで、長男は0歳児から保育園に通っていましたが、保育園時代は特に大きなトラブルなく元気に楽しく過ごしています。

それなのに、小学校入学後は1年生の2学期まで学童保育へ通っていましたが…あの時は本当に大変でした。

管理人
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まさに小1の壁にぶち当たりました。

もっと私が早めに気付いて対処してあげていたら、最初から放課後等デイサービスに通っていたら、長男は無駄に苦しい思いをせずに済んだのに…と今でも胸が痛くなります。

管理人
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当時の長男は天真爛漫な明るく元気すぎるくらい元気な子。そんな長男が2学期に入ったあたりから様子がおかしくなり始めました。

この記事では、学童保育でのトラブルと学童から放課後等デイサービスに変わった後の長男の変化についてまとめます。

ぱんださん
ぱんださん

コノ記事デ ワカルコト

・学童保育で起きた実際のトラブルと対処法
・放課後等デイサービスに行き始めてからの子供の変化
・学童保育か放課後等デイサービスか迷った時の対応

学童保育で起こったトラブル

予兆は夏休みが終わり2学期が始まったころから始まりました。

1学期は小学校入学や学童保育が嬉しくて嬉しくて仕方がなかった長男。

学校が終わったら走って学童保育へ向かい1番に到着するような子だったのですが、2学期に入ってから、寄り道をしたりしてすぐに学童保育へ行かなくなってしまいました。

管理人
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最初この指摘をされた時、「お友達と一緒にいるのが楽しくて離れられないのかな」なんて気軽に受け止めていました。

子供ってどうでもいい事はペラペラ話すのに、大切なことは言葉出来ないことがありますよね。

長男も困っている事や嫌な事などの気持ちを言葉にすることが難しく、学童へ行きたくない理由があることを無意識に行動で示していました。

その頃、学童保育の先生からお迎えに行くたびに、長男の問題行動(と思われていたこと)を毎回指摘されていた私も実際かなり参っていました。

管理人
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でも特性を理解されたうえで注意を受けているのだと私は思い込んでいたので、その指摘を鵜呑みにしていつも謝っていました。ワンオペだった私は保育園児の次男を連れて一秒でも早く帰って家事をしたいのに毎日子供の良くない行動を長々と報告され、本当に疲れていました。

学童保育へ申し込み前も、通い始めてからも、長男の特性や効果的な指示の出し方などを伝えて理解してもらっていると思っていましたが、同じ指摘を繰り替えされるたびに違和感をもつようになりました。

そんな時長男が生まれて初めて、今までで1度きりのパニックを起こしました。

管理人
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そこで私はやっと長男が悪いわけではないことにやっと気付きました。

当時の長男は目いっぱい頑張っていたのに、意味不明に怒られ続けてどうしたらよいかわからなくなったのだと思います。

もうこの学童保育には預けられないと、放課後等デイサービスを探し始めました。

【起きたトラブル】
長男がパニックを起こす

【パニックの予兆】
学童にまっすぐ行かなくなる
問題(と思われる)行動が増える

【パニックの原因】
長男の発達障害の特性を正しく理解してもらえる環境ではなかった

管理人
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学童保育の先生みんなが理解がなかったわけではありません。責任者の先生方に理解がなかっただけで、気にかけてサポートしてくださった先生方もいらっしゃいました。

トラブル後にやったこと

トラブルがあった当時の学校の担任の先生は、長男の特性に理解が深く、学童保育で起こったこともしっかり把握してくださっていたので、まず担任の先生と連携しました。

本来学校の先生と学童保育の先生の管轄は違うようで、あまり関与できないようでしたが、当時の担任の先生は学童保育の先生に長男のことを何かと話をしてくれていました。

管理人
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学校の担任の先生のおかげで、学童保育の先生からのアタリが少し柔らかくなりました。

同時に、放課後等デイサービスの手続きを急ぎました。

通常、放課後等デイサービスの申請の手続きには時間がかかるようですが、担当の方に状況を説明すると手続きを急いでいただけたり、アドバイスをもらえたりしていろいろ力になってもらえて本当に助かりました。

そして申請窓口でもらった相談支援事業所(放デイなどのサービスを利用するための手続等を支援してくれる事業所のこと)一覧を見ながら、電話をして引き受けてくれる事業所を探します。

管理人
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なかなか引き受けてくれる事業所がなく、数十か所電話してやっと引き受けてもらえた時は半泣きでした。

支援事業所の方と話し、希望にあった放課後等デイサービスを教えてもらい、候補の放課後等デイサービスへ見学の予約をして、子供と一緒に見学に行きます。

放課後等デイサービスを4か所見学し、子供の反応を見ながら2か所に決め、申請していた受給者証が届き次第、契約を結びました。

管理人
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それぞれ特徴のある放課後等デイサービスのなかから、HPを見ているだけではどうやって決めたらよいのかわかりいませんでしたが、見学・体験したときの子供の反応で即決できました。

申請窓口の方、相談支援事業所の方、放課後等デイサービスの方、学校の担任の先生、会社の同僚、いいろんな方のサポートのおかげで、約1カ月後には放課後等デイサービスと契約を結んでいました。

これは異例の速さだそうで、それまでは「自分の子供のことだから一人でなんとかしなければ」と思っていましたが、本当に困ったときは他人でも助けを求めていいんだな、と実感できたありがたい出来事でした。

【トラブル後にやったこと】
・学校の担任の先生に相談、連携して学童保育の環境を見守ってもらう
・放課後等デイサービス申請のために自治体の窓口へ
・相談支援事業所を探す
・放課後等デイサービスの候補を挙げ見学の予約をする
・放課後等デイサービスの見学・体験後、契約する事業所を決める
・受給者証受け取り後、放課後等デイサービスと契約し利用日を決める

学童保育→放デイへ変わったあとの子供の変化!

契約後すぐに放課後等デイサービスへ通い始めた長男、環境の変化に戸惑うかなと心配していましたが、全く問題ありませんでした。

とにかく明るく元気になり、その日あった楽しかったことを報告してくれるようになりました。

学童保育へ行き渋りがあった時には、その日の出来事を話してくれることはありませんでしたが、学校での事、放デイでのこと、お友達や先生のことを楽しそうに話す姿をみて嬉しくなりました。

同じ行動でも、それが問題行動と思われる環境と、指示の出し方や環境を工夫してくれる環境があります。

長男は放課後等デイサービスで自分を正しく理解してくれる大人に出会ったことで、過ごしやすい環境を手に入れることができました。

そのおかげで元気を取り戻し、今では自信につながる体験のおかげで積極的な行動も増えています。

管理人
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長男にあった環境に身を置くことができて本当によかったです!サポートしてもらった人たちのおかげです。

【学童→放デイへ変わった後の変化】
・環境の変化に荒れることはなかった
・元気で明るくなった
・その日にあったことを話してくれることが増えた

そもそもなぜ学童保育を選んだのか?

今思えば、最初から放課後等デイサービスを選んでいればよかったのに、と思います。

なぜ最初から学童保育ではなく放課後等デイサービスを選ばなかったのか考えてみました。

【私が学童保育のみを選んだ理由】
・学校の友達との時間が大切かと思っていた
・学校と連携できる環境のほうがよいと思っていた
・保育園で問題なかったから、放課後等デイサービスを選択するまでもないと思っていた
・放課後等デイサービスのことがよくわからなかったから子供を預けるのに不安があった
・通常学級に通う子供が利用するサービスではないと思っていた

管理人
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学童保育に行くのが”普通”という私の思い込みで放デイという選択肢を外していました

放課後等デイサービスには様々な特徴の事業所があり、長男のように知的には高いけどソーシャルスキルの低い子や次男のようにグレー気味の子が多いところもあれば、そのほかの特性を持つ子供たちが多い事業所もあります。

子供たちの性格や特性にあう放デイならグンと成長を促すことができる環境だということが、今ならわかるのに、と思います。

小学校入学時、放課後はどうすべきだったか

今、長男の小学校入学時をやり直せるとしたら、

期間を決めて
学童保育+放課後等デイサービス、両方の環境を用意する

管理人
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両方契約すると費用はかかりますが、夏休みまでにどちらがよいか決められるよう、曜日でわけて両方通って様子をみると思います。

そこで放課後等デイサービスの療育や環境の手厚さを体験すれば、心配することなく放課後等デイサービスへ移行できるからです。

学童保育メインで考えていたとしても、せめて小学校入学前に放課後等デイサービスへ見学や体験をしておくべきだったな、と今なら思います。

まとめ

学童保育で起きた長男のパニック事件と放課後等デイサービスへ通い始めてからの変化についてまとめました。

発達障害児の母なのに、このころはまだ思い込みや自分の経験で行動をしていたことがよくわかる失敗体験です。

ただこのトラブルが、私にとっても子供にとっても良い方向に向かうきっかけになりました。

もし長男がトラブルなく過ごしていたら…我慢してやり過ごしていたとしたら…と考えるとゾッとします。

決してすべての学童保育の環境が悪いということではなく、特性にあう場所に身を置くことが大切ということを実感した出来事でした。

ワーママの私にとって子供を安心して預けられる場所の確保は最優先事項です。

トラブルがあったあの当時、職場にはかなり迷惑をかけましたが、無理にでも行動してよかったです。

この記事を書いた人
めぐみ

小学生と中学生の息子をもつワーママです。「ゆるく楽しく」をモットーに、スローライフを夢見てドタバタな毎日を送っています。軽度の発達障害の特性を持つ子供たち、工夫次第で伸びしろが大きいことに気付き子育てがガラリと変りました。超イライラ子育てから卒業した私の工夫や考え方、失敗などを綴ります。※このブログにはプロモーションを含みます。アマゾンアソシエイトとしても適格販売により収入を得ています※

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