子供が自分の体に落書きをするのが気になっています。
次男は小学校入学後、油性ペンで体に落書きをするようになりました。
書くのはいつも授業中、手の甲や手のひら、すごいときは膝上や腕にまで広がっています。
靴下を履いているはずなのに、足の甲や爪にまで…。
この記事では、小学校入学後悪化した体への落書きの理由と対処法を紹介します。
コノ記事デ ワカルコト
✓子供が体に落書きをする理由
✓落書きをするときの対処法
子供が体に落書きをする理由
次男が体に落書きをする理由を探るために、いつ落書きをしているのか観察してみました。
すると、木~金曜日に落書きをすることが多いことがわかりました。
1週間の疲れの出始めのころです。
さらに落書きをしている時間は授業中、特に国語の時間が多いようです。
本人になぜ落書きをするのか聞いてみると、
国語の授業中暇だから
国語の時間、暇を持て余して書いているそうです。
なぜ自由帳に書かないのか尋ねると、
授業中に関係ないものを机に出したらダメだから
国語の時間をなんとかやり過ごすために考えて始めた、彼にとっての苦肉の策だったようです。
【次男が体に落書きをする理由】
・疲れ
・ストレス
・授業をなんとかやり過ごすための手段
体に落書きをする時の対処法は?
「体に落書きをしないで!」と注意することは簡単ですが、子供が意識し始めると余計ひどくなる可能性もあるようです。
なので声はかけずにとにかく見守る作戦です。
ストレスや疲れを和らげるために、お風呂に入る時間や寝る時間、テレビを見る時間を調整し、家庭でできる外的要因を取り除いてあげます。
ただ好きな漫画のキャラをマネして、顔に油性ペンで書くこともあるので、そこはさすがにルールをつくりました。
顔に落書きをしていいのは金曜日の夕方から週末まで。月曜日には落とせる程度で。
金曜日の夕方の落書きはダイナミックなものが多いのですが、土日に体に落書きをすることはほぼないので、金曜日の夕方だけ注意しておけば大丈夫。
本人には、体に落書きをすることで起こる具体的なデメリットは説明するようにしています。
例えばインクが体に浸透して体に良くない、他の場所にペンがついて汚れてしまう、など具体的に伝え知識として理解するよう促します。
対処法といってもできることはその程度ですが、落書きが始まったらなにかストレスがかかっているサインだと注意して様子を見るようにしています。
本人は落書きを自慢げに見せてくれ、楽しそうに見えますが、本当に元気な時は体に落書きをしなくなります。
落書きが始まるとストレスの原因になりそうな、例えば運動会の練習のようないつもと違う活動に着目し、必要なら学校にフォローをお願いすることも必要になります。
担任の先生がそれに気付いてくれる場合はありがたいのですが、なんとかまわりと合わせるために我慢して落書きをしているタイプは困りごとを上手く隠してしまうので、なかなか気付いてもらえません。
なので何を頑張りすぎているのかを知り対策をたてるために、学校の先生にも協力してもらいフォローをお願いする場合もあります。
いつも理由がわかるわけではなく、何の対策をせずともいつの間にか落書きをしなくなることも多々あります。
【体に落書きの対処法】
・外的要因のストレスに気付いて取り除く
・体に油性ペンで落書きするデメリットを具体的に伝える
・ストレスや頑張りすぎのサインだと理解する
まとめ
子供が自分で体に落書きをする理由と対処法についてまとめました。
落書きは大したことないように思っていましたが、それが悪化すると自傷行為につながるので気を付けたほうがよいそうです。
居心地の悪さや疲れ、ストレスを解消するために行っている行為なので、その原因を排除すればよいのですが、そんなに簡単に排除できるわけではなく。
1年生の時始まった体の落書きはもうすぐ4年生になろうとしていますが、未だに続いています。
日々の積み重ねで良くない習慣が改善することが多いので、焦らず気長に見守ります。
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