言うこと聞かない子供たちにイライラしてしまうこと、少なくても1度や二度…ありますよね?
私は一度や二度だけでなく、ほぼ毎日…。
可愛い盛りの3~5歳の子供たちにイライラして怒鳴る時期がありました。
本当はイライラしたくないし怒鳴るのもやめたい、その葛藤と工夫の結果、なるべく心穏やかに、少なくとも怒鳴ることはなくなりました。
その過程とちょっとした工夫をご紹介します!
「お母さんのガミガミが子どもをダメにする」という日めくりカレンダーをトイレに貼って、トイレ時間に反省して涙していましたが、今では幸せをちゃんと感じられる子育てが出来ています。
言うことを聞かない子供とイライラの原因を探る。
文字通り目に入れても痛くないほど可愛くて仕方がない子供たちを、怒鳴りたいお母さん(お父さん)はいないと思います。
毎日怒鳴り散らしていた当時の私もそうでした。
「いつもイライラしたママでいたくない!」と本気で思い、イライラ脱却計画を立てました。
イライラ脱却計画①イライラの原因を書き出す
まず、「本当に言うこと聞かない子供にイライラしているのか」と考え、イライラする原因を紙に書き出してみました。
子供たちがおさるのジョージを見ている20分で書き出せます。やってみて!
私のイライラの理由
・常に時間に追われている
・余裕がない
・疲れている
・家が汚い
・旦那さんが全てに非協力的
・子供が言うこと聞いてくれない
・自分の時間がない
・やるべきことが多すぎる
一例として挙げてみました(ホントはもっとたくさんありました)。
書き出した中から、本当にイライラしている原因を考えます。
私の場合、「旦那」と「時間のなさ」のイライラがほぼ占めていました。
イライラ脱却計画②自分でどうにか出来ることを考える
旦那さんへのイライラをどうにかしようとすると、火に油を注ぐようなものなので、それは一旦横に置いて、「時間のなさ」について深堀しました。
当時私は平日9時~17時半フルタイムで働き、さらにワンオペ状態です。
分刻みで動いていましたが、そこをどうにか時間を作れないか工夫してみました。
起床時間を2時間早くし、5分10分の隙間時間の活用できるようにしました。隙間時間が意外と使えます!仕事の休憩中に「隙間時間にやりたいこと」をピックアップしておくとさらに効率的です。
体力的にキツイこともありいつも上手くいくわけではありませんが、動ける時間を作ることで、時間と気持ちに少しだけ余裕が持てます。
この自分の動きを変えれば出来る工夫をし始めてから、少しずついい方向に向かい始めました。
イライラ脱却計画③悪口をやめる/嫌な気持ちになる情報は遮断する
人によるかもしれませんが、私は悪口を言うのも聞くのも自分のイライラが増幅します。
会社の同僚に旦那さんの愚痴を聞いてもらっていた時期に、愚痴れば愚痴るほど嫌な気持ちになってイライラしている自分に気付きました。
それに気付いてからは、言っても問題が解決しないことは言わない、ついでに嫌な気持ちになるニュースは見ない、と実行してみると想像以上にイライラが軽減しました。
そう思っていても、どうしてもイラっとしてしまったときは口から悪口が飛び出すことがありますが(笑)
イライラ脱却計画④優しい気持ちの時に子供を観察する
ここでやっと子供に目を向けます。
仕事が休みで気持ちに余裕がある日に子供を観察してみてください。
何を観察するかというと、あなたの指示が子供に正しく伝わっているかを意識してみてほしいのです。
実体験なのですが、私の指示の出し方を少し変えるだけで、「言うこと聞かない」と思っていた息子の行動が変わりました。
言うこと聞かないんじゃなくて、私の指示の出し方が悪かっただけだったんです!
伝え方/指示の出し方の失敗例と成功例
息子への指示の出し方の失敗例と成功例をご紹介します。
当時年長さんだった長男へ、帰宅後の片づけを促す場合を例に挙げてみます。
まず失敗例です。
「毎日のことだからわかるはず」と思っていた私はバタバタと台所で家事をしながら、リビングで遊ぼうとしている長男へ指示を出します。
長男ちゃん!靴を直して、お弁当箱だして~。あとお手拭きタオルは洗濯機に入れて、保育園バッグはいつものところにかけてね!
私の何が悪いかわかりますか?
では成功例です。
玄関に入ったら、長男の両手を握って(注意を私に向けて)指示をだします。
帰ったらやることなんでしょう?
靴をなおす!
正解~!(拍手)いち、靴をなおす。に(2)は?
お弁当箱をだす!
あたり~!さん(3)は?
お手拭きタオルを洗濯機にいれる!
天才!よん(4)は?
保育園バッグをかける!
おぉ~!やるね~!じゃあいちからやってみよう!
長男はいくつもの指示を同時に出されることが苦手だったので、いち、に、さん、と順番をつけて指示を出すと出来るようになりました。
この時のポイントは、私に注意を向けさせて話をすることです。
毎日玄関でこれをやっておくと、途中でやるべきことをやってなくても「なにしよると!?早くして!」と怒ることなく、
長男ちゃん、いま何番やっとる?
と聞くだけで指示が通ることが増えます。
我が家には2歳年下の次男もいるのですが、一緒に話が出来そうなときは二人の手を握って指示をだし、二人にやるべきことを確認していましたが、無理なときは次男にやらせることをあきらめること多々もありました(笑)
「時々二人ともうまくいけばラッキー」くらいの感じでやっていました。
この経験から、私の指示の出し方次第で子供たちの動きが全く違うことに気付き、「伝え方」の大切さを実感しました。
「伝え方」を勉強するなら
伝え方を勉強する方法はいくつかあります。
そのなかで、私が勉強してよかったもののひとつがこちら→【外出せず3時間で履歴書に書ける資格がとれる!伝え方コミュニケーション検定】
相手にあった伝え方を習得できるだけでなく、履歴書に書ける資格が自宅でとれるコミュニケーション検定です。
初級は動画で学習し、オンラインでテストを受ける、という内容。
20分~30分の動画を5つ視聴するというスタイルで、一度に2時間も時間の余裕がない方でも小分けに勉強できるので気軽に取り組めます。
私は数日に分けて、子供たちがテレビや本を見ている間の隙間時間に取り組みました。
しかも倍速で視聴しました(笑)
知っているのと知らないのでは大きな差があるすごい情報!
習ったその日から早速使えましたよ。
興味がある方は是非、気軽にトライしてみてくださいね。
まとめ
子供が言うこと聞かないストレスでイライラしていた時に、私がそのイライラから抜け出したちょっとした工夫をご紹介しました。
子育てっていつも上手くいくことばかりではなく、トライ&エラーの繰り返しで根気がいることばかりです。
先輩の知識や、専門家の有益な情報を上手く利用して、心穏やかに子育てを楽しみたいものです。
私もまだまだ学ぶことだらけですが、この記事がどなたかのイライラを解消するきっかけになってくれると嬉しいです。
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