リコーダーが苦手な小学生のための上達のコツをまとめます。
リコーダーが大の苦手で全く吹けない小5の長男、リコーダーのテストのために急に練習を始めました。
これまで5年もやり過ごしてきたのに、なぜか急にやる気になっています。
今まで全くリコーダーの練習をしなかった小5の息子が急にやる気になりました!
「出来ない事はしない」主義(?)の長男の心境の変化に驚き嬉しくなり、吹けるまで付き合いました。
この記事では全くリコーダーが吹けない小学生が上達するためのコツとおたすけ便利グッズをご紹介します。
コノ記事デ ワカルコト
✓リコーダーの上達のコツ
✓リコーダーが苦手な子のためのおたすけ便利グッズ
長男は超不器用。発達性協調運動障害の療育をしていたこともあります。
リコーダーの上達のコツは?
リコーダーが吹けない(吹かなくなる)理由は、指が上手く動かないことと、穴がふさげてなくて「ピー」と外れた音が出てしまうことです。
一生懸命やればやるほど唾が垂れて服や机が汚れて、さらに苦手意識が強くなることも。
まず大きなタオルを準備し、唾が出てもよいように膝上におきます。
今回練習したのは「威風堂々」。
何度もドレミで歌って楽譜を覚えます。
楽譜を見なくてもドレミで歌が歌えるようになったら、リコーダーの出番です。
とにかく1フレーズだけ、指が覚えるほど何度も練習して完璧にします。
その時に3点だけ意識することがあります。
【リコーダーを吹くときに意識すること】
①姿勢
②タンギング
③指の腹でリコーダーの穴の後がつくほどおさえる
①姿勢は一見関係なさそうですが、よい姿勢で吹くと「ピー」と音が外れる確率が低くなります。
②タンギングで音と音を仕切ってあげることで上手に聞こえます。
タンギングの舌の使いかたは「トゥ、トゥ、トゥ」と声にだして言わせるとわかりやすいです。リコーダーをくわえてメロディに合わせて「トゥ」と歌いながら吹いてもOK。
③「ピー」防止のため、リコーダーの穴の抑え方を具体的に教えます。
長男の場合、「威風堂々」の最初のフレーズ”♬ドーシドレーラーソー♬”が完璧にふけるまで30分、次のフレーズ”♬ファーミファソーレー♬”40分程度かかりました。
集中できる程度の時間に出来るフレーズを何度も繰り返し練習します。
何度もやれば指は覚えますが、疲れると「ピー」率が高くなり、本人も辛そうです。
リコーダーが苦手な子の為のおたすけグッズ
「ピー」防止のためのグッズがあるのをご存じでしょうか?
それがこちら「ふえピタ」です。
自分のリコーダーの穴の部分に張り付けて使います。
ふえピタを張ると、指が滑りにくくなり穴を押さえやすくなるのでかなり「ピー」率が下がります。
触り心地にこだわるタイプはリコーダーに貼る前に触り心地をチェックさせてあげたほうがよいかもです。
さらにNUVOのリコーダーは画期的なアイテムです。
このリコーダーは穴の部分にシリコン製の蓋のようなものがついていて、蓋を押さえることでしっかり穴がふさげる仕組み。
これなら「ピー」の心配なく吹くことに集中できそうです。
利用するには学校の許可が必要ですが、これならリコーダーを楽しく吹けそうですね。
まとめ
リコーダーが苦手な小学生の為の上達のコツとして、超絶不器用な長男とのリコーダー練習体験談をご紹介しました。
長男と3週間程度「威風堂々」の練習をして、なんとか一通り指は覚えましたが、もちろん完璧に吹けるまでには至りませんでした。
今回ちょっと吹けるようになったことで自信になったみたいです。リコーダー練習を前向きに取り組む姿勢を見せるようになりました。
失敗体験を成功体験に塗り替えることは、なかなか難しいことですが、今回のように本人が少しやる気になってくれた時がチャンスだと思います。
今回はそのチャンスを逃さずサポートできたので私も満足です。
「リコーダー上達のコツ」ハ☟
・姿勢
・タンギング
・指の腹でリコーダーの穴の後がつくほどおさえる
・必要ならおたすけグッズを利用する
コメント