発達障害の特性をもつ子供たちに初めて自宅学習でタブレットを取り入れる時、チャレンジタッチとスマイルゼミの選択で悩みました。
比較し悩んだ結果チャレンジタッチの受講を開始し、2年経過した現在も受講継続しています。
我が家はなぜスマイルゼミではなくチャレンジタッチを選んだのか、チャレンジタッチを利用している子供たちの反応、子供たちの変化についてまとめます。
タブレット教材を始めたきっかけはコロナでの相次ぐ休校での学力低下が気になったから。タブレットを取り入れること自体迷いましたが、今では発達障害の特性を持つ子供たちはストレスなく勉強をしています!我が家はタブレットにして正解でした(^^)/
コノ記事デ ワカルコト
✓スマイルゼミとチャレンジタッチの違い
✓チャレンジタッチを選んだ理由
✓チャレンジタッチが発達障害の特性をもつ子供たちになぜよかったのか
✓実際にチャレンジタッチを2年間使わせた感想
チャレンジタッチとスマイルゼミを比較
私が実際にチャレンジタッチとスマイルゼミを比較した時に特に重視したのは下記の3点です。
チャレンジタッチ | スマイルゼミ | |
---|---|---|
特徴 | ゲーム感覚で学習できる | 紙教材と同じように書いて学べる |
事前お試し | 紙の体験見本資料のみ | 2週間無料お試し可能 |
タブレット料金 | 6カ月以上受講で無料 | 1年受講すれば9980円 |
スマイルゼミは紙教材のように「書いて学ぶ」ことにこだわっています。
タブレットでは珍しく紙に書くとき同様手の腹をついて書くことができます。
書き間違えた時は一括消去ではなく、消したい場所だけ消しゴムで消すように消すことも可能。
また漢検ドリルと計算ドリルが基本のセットに組み込まれています。
紙教材のように「書いて学べる」のはすごく魅力的だったので迷いました
料金の小学3年生と5年生の月額比較表をまとめてみました。
小学3年生 | スマイルゼミ(月額) | チャレンジタッチ(月額) |
---|---|---|
1年一括支払いの場合 | ¥4180 | ¥3740 |
半年一括支払いの場合 | ¥4620 | ¥4200 |
1月毎支払いの場合 | ¥5170 | ¥4490 |
小学5年生 | スマイルゼミ(月額) | チャレンジタッチ(月額) |
---|---|---|
1年一括支払いの場合 | ¥5720 | ¥5320 |
半年一括支払いの場合 | ¥6160 | ¥5750 |
1月毎支払いの場合 | ¥6710 | ¥5980 |
チャレンジタッチの受講料のほうが安いです
さらに気になったのはタブレット代金です。
チャレンジタッチは半年未満に退会した場合、タブレット代として別途¥9900支払いが必要ですが、半年以上受講継続でタブレット代は無料になります。
一方スマイルゼミは1年受講すればタブレット代が¥9980、もし半年未満で退会した場合別途¥32802、6カ月以上1年未満で退会した場合別途¥7678支払いが必要です。
スマイルゼミを1年未満で退会したときにかかるタブレット代が高いのに驚きました
チャレンジタッチに決めた理由
スマイルゼミの「書く学び」は魅力的でしたが、総合比較してチャレンジタッチの受講を開始しました。
その理由は以下の3つ☟
【チャレンジタッチ受講を決めた理由】
①初めてのタブレット学習だったため、合わなかったらやめやすい方がよいと思ったから
(チャレンジタッチは半年受講でタブレット代無料・スマイルゼミは1年未満のタブレット代が高額だったため)
②子供たちは書字が苦手な特性があるので「書く学び」を重視する必要はないと感じたから
(もし書くことが必要になればオリジナル(紙教材)のチャレンジに変えればよいとも思ったため)
③自ら学習に取り組むようになって欲しかったため
(子供たちがチャレンジタッチをしようと思わせる楽しそうな仕組みがいいと思ったため)
ベネッセのしまじろうやチャレンジのオリジナル版(紙媒体)を受講していたことがあったので、ベネッセなら大丈夫だろうという安心感もありました
発達障害の子供たちには書字障害(ディスグラフィア)の特性を持つタイプも多いそうです。
長男・次男とも書字障害とまではいかなくとも、書字がかなり苦手です。
タブレット学習を取り入れる前、「頭でわかっているのに、書けない」ストレスが大きく「勉強したくない!」「ぼくは勉強が出来ない」と言い始めていました。
「タブレット学習は楽しい」「問題を解きたい」「理解したい」と感じてほしかったので、「書いて学ぶ」スマイルゼミではなくチャレンジタッチに決めました。
最終的には、「やらせてみないとわからない」と思ったので、とりあえず半年間チャレンジタッチをさせてみて、子供たちにあわないようならスマイルゼミに変えようと考え、チャレンジタッチを半年支払いではじめました!
チャレンジタッチを2年間利用させた感想と子供たちの変化
チャレンジタッチの受講開始して約2年が経過しますが、受講して「よかった」と思っています。
長男は小学3年生の終わりにチャレンジタッチの受講を始めましたが、とってもいいタイミングでタブレット学習を取り入れられました。
受講以来、チャレンジタッチを使いこなして楽しく学習に取り組むことができ、さらに毎朝チャレンジタッチをやってから登校する、という習慣ができています。
「チャレンジしなさい!」と言わなくても自ら進んでタブレットを準備して学習に取り組んでいます。すごい変化です!
一方次男は小学1年生の終わりごろチャレンジタッチの受講を始めましたが、3年生ごろから始めてもよかったのかな、という印象です。
長男だけやらせるとケンカになるので、一人だけチャレンジタッチ受講という選択肢はなかったのですが、高学年に比べると低学年の内容が薄いことが気になりました。
【チャレンジタッチを受講してよかったこと】
・チャレンジタッチをして学校に行くという習慣ができた
(チャレンジタッチを開くのが楽しい様子)
・書字が苦手でもストレスなく学習に取り組めている
・勉強しなさい!と言わなくてよくなった
・長期休みなどには紙媒体のドリルも送られてくるので、別途ドリルを探す手間が省ける
・紙媒体だと、ドリル・鉛筆・下敷きなどの準備が必要だが、チャレンジタッチはタブレットさえあれば学習できるので始める前の準備時間が短い
以前は学習に取り掛かるまで時間がかかっていましたが、チャレンジタッチにしてから素早く学習に取り掛かれるようになりました
【チャレンジタッチの気になること】
・紙媒体のように進捗状況が一目でわからない
(進捗状況のお知らせは都度メールでくるが、わかりにくい)
・1日に取り組む時間が短すぎる
(その日やる課題以外に、子供が進んで取り組めばよいがしない場合管理しにくい)
・タッチペンをなくしがち
(ペンホルダーはあるが、差込にくい様子。タブレットケースとペンが紐か何かでくっついていればいいのに、と思う)
・漢字練習はレベルを落としてもなかなかマルにしてもらえない
真面目な子にはよいのですが、ごまかそうとする次男のようなタイプはもう少し管理しておきたくなります
子供たちの発達障害の特性や性格によるとは思いますが、我が家の子供たちにはチャレンジタッチのような、遊び感覚で学習に取り掛かれる仕組みがとてもあっていました。
最低限1日取り組む課題がわかりやすく提示してあるので、当時2年生だった次男でも一人で学習ができていました。
チャレンジの良いところは、学習量が足りないと思ったら有料で追加受講も可能なところです。
子供にあったカスタマイズできるのも安心して続けられる理由かなと思います。
「ぼくは勉強が出来ない」と言わなくなり、以前に比べ学習に対して積極的になりました
まとめ
自宅学習でタブレット教材を取り入れる時に悩んだチャレンジタッチとスマイルゼミの比較内容とチャレンジタッチに決めた理由、そしてチャレンジタッチを受講して2年経過した感想についてまとめました。
学習習慣が自然に身につき、楽しく学習に取り組めているので、チャレンジタッチを受講してよかったです。
私のストレスもかなり軽減されました!
発達障害の特性や性格、月齢によって合う合わないがあると思いますが、書字が苦手でせっかち、計画を立てるのが苦手な我が子たちにはぴったりな教材で満足しています。
彼らの学習でネックになっていたのは、やはり「書けないこと」だったようで、書かなくてもよい環境を作ってあげられたことがよい結果につながりました。
もしスマイルゼミとチャレンジタッチで迷われている方がいらしたら
・書字も強化したいなら→スマイルゼミ
・書字以外の学習を強化したいなら→チャレンジタッチ
と考えてみてください。
実際は「子供にやらせてみないとわからない」というのが本音なので、とりあえず半年間だけ受講してみるのが私は一番良いと思います。
まず半年間受講すればタブレットの違約金がかからないチャレンジタッチを半年払いで受講し、もしあわなければスマイルゼミに乗り換える、というのが私のオススメです。
無駄な出費を抑えつつ、子供にあうものを準備させてあげられますよ
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